ROHM製DACチップ

ROHM製BD34352EKVチップをマザーボード式DAC基板を用いて評価しました。

fs=705.6kHzで評価したところ S/N<=110dB、THD+N=0.0014%程度(コマンドを推奨から変更して0.001%程度になった)でした。
fs=44.1kHzではTHD+N<=0.0007%程度でしたので、fsが高くなると劣化があるようです。BD34301EKVの規格は3dB程度良いようですがそれでも、AK4499EX(AIT設計品),ES9039PRO,ES9038PRO(ES9039Q2M)等には及ばない性能(S/N,THD共10dB以上の差)です。
また状態設定のためI2C送信DATAが複雑で手間がかかります。
バグ対策と思われるコマンドがあります。

AMP_DAC基板発注し時間があったので検討しました、これ以上進めようか否か考えています。性能だけで音質は決定されませんので。


投稿者: xrmnk344

真空管の時代から測定器、オーディオ、ビデオ機器の設計製造メーカー各社でも設計してきました。 現在は個人事業として、主にアナログ信号をFPGA等を用いた設計を行っています。 デジタル信号も基本はアナログと言う考えで設計します。貸し出し(無料)封筒️xrmnk344@ybb.ne.jp賞金paypal対応

コメントを残す