開発予定その2

ようやく業務用機器設計製作が一段落し、重要なFPGAも入手可能に
なりましたので、2月にお知らせしました開発予定のAK4499EX×2,AK4191×2を使用したDAC機の開発を始めようかと思っています。

機能はES9038PRO使用DACと同様にDSD1024,PCMfs1536kHz迄入力

そしてDSD1024に変換再生可能にする予定です。

基板は従来と同じサイズ、配線接続にしますのでDAC基板のみ差し替え使用可能になります。

ただし供給電源が異なるため12V用トランス容量を増大する必要があります。ES9038PRODACで実施済の場合は変更不要です。

興味のある方のメールをお待ちしております。
xrmnk344@ybb.ne.jp にお送りください。

開発予定

以前ES9038PRO以上に性能、音質が上回るDAC CHIPは無いとお知らせしましたが
AKMからDIGITAL処理とANALOG処理部を分離したAK4191+AK4499EXが発表され入手可能な様になりましたので、これらを使用したDACを新規開発しようかと思っています。仕様書からはジッター抑圧機能?としてES9038PROのasync動作と同様と思われる機能がありますが、AIT DACではasync動作は余り推奨していません。
sync動作の場合は入力ジッターの影響が大きくなるのでAITの様にジッター抑圧機能が必要です。

これらを使用したDAC機は既に中国製で販売されています。
AITは付加価値として、独自のジッター抑圧機能、realtimePCM=>DSD変換、電流駆動等、さらに前記DAC機では対応できておらずAITDACでは対応しているPCMfs1.411MHz/1.536MHz,DSD1024入力及びupconvertも可能にする予定です。
ES9038PRODAC機も従来通り販売します。

ただここに来て業務用機器の再生産依頼がありますので開発には少し時間がかかります。ご意見、ご希望がありましたらメール等でお知らせください。

ES9038DAC購入決定感想

ES9038PRO使用DAC試聴され購入決定された千葉県MT様の感想です。
試聴機はPCM高TAP upsampling1.536MHz迄、DSDは1024迄変換し、電源トランスは15VAに増大しています。

同軸とUSBで聴きました。
空間表現が豊かで、それぞれの楽器の定位もよく、揺らぎません。細部も豊かに
表現されていますね。DACでこれだけ変わるのかと正直、驚きました。

HEADPHONEアダプター

2023年明けましておめでとうございます。
本年もご愛顧よろしくお願いいたします。

昨年お知らせしましたHEAD PHONE アダプターほぼ完成しましたのでお知らせします。

音質評価では、HEADPHONE専用機とほぼ同様音質で静寂感はより改善しています。
高感度のイヤフォーンでも雑音は全く感じないようです。
音量調節はDAC又はPREAMPの機能を使用しますので、その性能差が分かりやすくなります。DACの場合ES9038のデジタルボリューム調整となり、AITが指摘しているように減衰量が20dBを超えると再現bit数が減少するため「のっぺりした」音質になります。これの改善に0/-20dBのアテネ―タを採用しデジタルで減衰させる量を少なくしています。プリアンプに搭載時はこのようなことは発生しませんが実効S/N改善効果があります。
バイアス電流を多くすれば低域の再現性はより改善できます。

基板、コネクタ(4pXLR)、ゲインSWをDAC及びプリアンプのサイドパネルに取り付けるよう考えていますが、
コネクタ、SWのFRONT パネル装着及びDACには専用音量調節も検討しています。

回路構成はFULL BALANCE BTL、エミッタ抵抗無しのBIAS CTL採用、
仮想接地なので絶縁別電源であれば単電源(10V程度以上)で動作します。
ヘッドフォンアンプとして別筐体に組み込むこともできます。

性能は
 S/N(A) 125dB以上(1Vrms、32Ω負荷)
 THD+N 0.0007%(20Hz~20kHz)
 入出力    balance入力、4pXLR出力(3pフォノ出力は未検討)
 入力電圧   組込み仕様は±10V ~±12V(±5V、又は10Vも可能)
消費電流    L/R合計120mA(bias増大時は180mA)
 基板サイズ  130mm×55mm

 予定価格   ¥55,000(組込み標準仕様時 税抜き)

新規開発情報

どのような機器を開発するか悩んでいたため暫く沈黙していました。
また半導体の入手が限られているため設計に自由度があまりありません。
思いついたのが内蔵型のヘッドフォンアンプです。
DAC又はプリアンプに基板を装着すれば機能するようにする予定です。
音量調節はそれぞれの出力可変機能を用いますが、
DACの場合音質劣化を防ぐためES9038のATT使用範囲は0~-20dB程度に限定し、-20dB以下は減衰器を用い-20dBから-40dB以下まで拡大します。

回路構成は手抜きせずFULL balance構成、L/R完全分離、AIT独自の方式によるバイアス制御classA動作、エミッタ抵抗無し、性能は専用ヘッドフォンアンプと同等以上を目標としています。
ヘッドフォンアンプ基板をDAC又はプリに内蔵しますので電源はそれを使用する予定です。
接続できるヘッドフォンは3線式又は4線式用を選択できるようにします。
(専用ヘッドフォンアンプは3線式と4線式 両者対応です)
来年2023/1に公表する予定ですので興味がある方はメールお送りください。
価格は専用ヘッドフォンアンプの1/2以下の予定です。

ES9038PRO_DAC試聴感想

ES9038PRO使用DAC購入のため試聴された京都府KO様の報告です。
試聴機はPCMupconvert 1.536MHz迄対応し、電源トランスは容量増大(10VA)しています。

手元の旧DAC(AIT ES9018S DAC)と比較して音の緻密さ低音の質が明らかに上でした。

とても心地よく聴くことができました。

ありがとうございました。

少し時間をとって検討してみたいと思います。

DAC/PRE/POWER一体型感想

DAC/PRE/POWER一体型を極短時間試聴し。直ちに購入を決めた沖縄NS様の評価です。
試聴時期が台風襲来と重なったため、返却期限を気にされ試聴期間が短くなったようです。

数年前から機器の買い替えを考えており、同価格帯で色々視聴しましたが、どれも決定打に欠けていました。
天候の都合上、数時間しか視聴できませんでしたが、
聞き始めて数分でほぼ購入を決めていました。

質問にも丁寧にご回答頂きまして、ありがとうございます。
とても素晴らしい製品だと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

PHONO EQ購入者からの報告

DC直結MC PHONO EQUALIZER購入された栃木YI様からの第一報です。
LNA(Low Noise AMP)を8枚つまりLT1028を32個使用しています。
blance入力でS/N(A)=>80dBとなっており、DC OFFSETは常時監視しある程度大きくなった時自動調整しますので使用法は簡単です。

以下は報告です。

素晴らしい音で感激致しました。

ヴェールが剥がれ、情報量が増え、奥行き感が増し、パーカッションは弾み、低音も力強く、古いレコードが生き返ったようです。

本当に有難うございました。