DAC更新後の感想5

DAC改修された大阪府MN様からの報告です。
S/PDIF接続での評価ですが、AIT DACは同軸、光接続でもジッターは除去されますので音質劣化がありません。技術説明\AIT DACのジッター評価に再投稿しました。

ES9018SからES9038PROへの改修で音質改善は打ち止めかと考えていましたが、今回の改修で素晴らしい結果が得られましたので、感謝しております。
有難うございました。

以下は詳細です。

AIT DAC ES9038PRO改修後のレポート
<再生環境と方法>
DAC改修前に、3枚のCDを充分に聴き込んだ後、改修後のDACと比較した。
3枚のCDは、
1. マーラー交響曲第5番
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー UCCG-41038

2. モーツアルト レクイエム
ウィリアム・クリスティ指揮 レザール・フロリサン WPCS-4678

3. J.S.バッハ ゴールドベルク変奏曲 グレン・グールド 38DC35

再生装置:
CDトランスポート アキュフェーズ DP 90
DAC AIT DAC 1.4112MHz upsampling+ 電源トランス15VA化
プリアンプ ジェフ・ローランド Synergy
パワーアンプ ジェフ・ローランド Model 8T
スピーカー ダイヤトーン DS-20000
10畳洋室

<結果>
1.では、コントラバスの低域が明確な音像定位を伴って充分な量感とともに再生された。また、ビオラのパートが意識しなくても明瞭に提示される。金管、木管楽器は生々しく再生され、打楽器の定位もすこぶる良好。これらは、改修前の状態より更にレベルアップされている。

2.では、合唱パートの分離が更に明確化し、ソリストの定位がよりしっかり表現される。このCDでは、低音楽器の音像が肥大気味に聴こえていたが、改修後は音像が肥大化することなく、カッチリ再生され、定位は良好となった。

3.では、前後方向の定位が更に良くなり、右手、左手が前後一直線上に明瞭に再生される。定位の改善により、音像の左右への微妙なブレがなくなっており、安心して聴いていられる。


<結論>
この様なレポートは、2重盲検試験でもないので、一般的にはevidence levelとしては低いと考えられるが、音質改善が顕著であったため、敢えて報告させて頂く次第である。

投稿者: xrmnk344

真空管の時代から測定器、オーディオ、ビデオ機器の設計製造メーカー各社でも設計してきました。 現在は個人事業として、主にアナログ信号をFPGA等を用いた設計を行っています。 デジタル信号も基本はアナログと言う考えで設計します。貸し出し(無料)封筒️xrmnk344@ybb.ne.jp賞金paypal対応

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